~全国でも数少ない,糸染めから織りまで一貫体制で行う織元「御絲織物株式会社」~

日本遺産のまち「明和町」の魅力発見
明和町の特産品のひとつ、松阪木綿の名で知られる天然藍染めの「御糸(みいと)織」。洗練された縞模様のデザインが特徴の織物です。最盛期は1,000軒もあった機屋は、現在では明治7年創業の御絲織物株式会社ただ1軒となっており、技術と製法を継承し御糸織をいまでも生産し続けています。工場では当時から使われている機織りの機械が今でも使われており、カタカタと機織りをする様子はまるで、物語の中に出てきそうなノスタルジックな景色。天然発酵本藍染めは飽きがなく、洗うほどに色が冴え、着こなすほどやわらかく肌触りが良くなっていきます。濃さの異なる藍色の糸で織られる縦縞はデザインも豊富、モダンでシックな印象。服だけでなく、名刺入れや小物入れ財布などに加工されて販売されています。御糸織の商品は、明和町観光案内所やいつきのみや歴史体験館前のいつき茶屋でも購入できます。

【店舗情報】
御絲織物株式会社
住所:三重県多気郡明和町大字養川甲373−1
電話:0596-55-2217
駐車場:あり
斎宮駅より車で約10分
※見学ご希望の方は事前にご予約をお願いします。
※掲載情報は2017年11月取材時のものになります。